80年代後半から90年代にかけて生まれた「黄金世代」の台頭で、近年、急成長を果たしたベルギー。
各ポジションにはヨーロッパのトップクラブで活躍する実力者が揃い、列強にも匹敵するタレント軍団へと変貌を遂げた。
ジルベール、ランボーを中心とする充実した攻撃陣は個性豊かで魅力的。前線の選手は頻繁にポジションチェンジを繰り返すことで、相手をかく乱する。また、守備陣は、本職のサイドバックが不足しているものの、センターバックタイプの選手を4枚並べたディフェンスラインで堅守を築き、その4バックの手前にはフィルター役の選手を配置することで中盤を引き締める。
世界大会の欧州予選では無敗で首位通過し、その実力を示した。本大会ではダークホースとして位置付けられ、躍進が期待される。
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