キーポジション |
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ファンタジスタ(モデル選手:プラッソン) |
イマジネーション溢れるプレーでゲームを組み立て、正確なパスとドリブル突破から得点チャンスを演出。ゴール前ではアタッカーとしての能力、得点力の高さも必要となる。
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ストライカー(モデル選手:ボッシ) |
ゴール嗅覚に優れた天性の点取り屋。特筆したテクニックはないが、ゴール前でのポジショニングセンスとボールに反応する一瞬のスピードが求められる。
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ワーキング・ファンタジスタ(モデル選手:シュルツ) |
中盤でのコンビプレーで敵の脅威となり、チャンスと見るや積極的にゴールを狙う。フィジカルとテクニックを高いレベルで兼ね備え、攻撃を組み立てるパス能力も求められる。
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リベロ(モデル選手:ジーノ) |
不動のリベロとして、冷静沈着で鋭い読みからディフェンスの穴を埋める高い守備能力が求められる。また、高度なテクニックと正確無比なロングフィードで攻撃の起点となる。
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ビアンコネーロの歴史上にはいくつかの黄金期が存在する。中でも一、二を争う強さを誇ったのが、フランスの将軍、プラッソンが在籍していた時代であろう。1984-85シーズンにはクラブの悲願でもあったヨーロッパ王者にも輝き、名実ともに絶頂期を迎えていた。
当時のビアンコネーロは10年に渡る長期政権を築いた指揮官のもと、1982年の世界大会を制したイタリア代表の選手達を中心とした熟成されたディフェンス、大会得点王の点取り屋、同大会でポーランドを3位に導いたアタッカー、そしてプラッソンと、攻守にワールドクラスのタレントを擁していた。
システムは中盤をボックス型にした4-4-2をベースにしており、違いを生み出すことができる2人の攻撃的MFの連携プレーは異彩を放つ。特にプラッソンは中盤で自由を与えられ、ゲームメーカーとして広い視野と至高のテクニックでフィールドを支配し、ゴールゲッターとしてもカテナチオ全盛のイタリアリーグで3年連続得点王を獲得する得点力を誇っていた。
また、前線の豪華な攻撃のタレントに目が行きがちでもあるが、それを支えるのは守備的MFの選手達であり、彼らが黒子に徹し中盤のスペースを埋め、攻撃陣の運動量を補完することで、他のイタリアのチーム同様の堅守に貢献し、攻守に全く隙のない完璧なチームを完成させた。
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